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目次
聖ワシリイ大聖堂
「聖ワシリイ大聖堂」は赤の広場前にある、「ザ・ロシア!」みたいなあの建物です。
「聖ワシリイ大聖堂」は、イワン4世が1552年10月にカザンハーン国に勝利したことを記念して建てられたロシア正教会の大聖堂です。
(建てられたのは1555年~1561年)
前に建ってる銅像は「ミーニンとポジャルスキーの記念碑」です。
作られたのは1818年!
何気に200年ほど前の銅像なんですよ。
1610年にポーランドの侵略者と戦った指導者に捧げられたものです。
(それがミーニンとポジャルスキーなんだと思う)
とにかく、人!人!人!
上の写真も人が入り込まないように必死で撮影しました。
ニュースで「聖ワシリイ大聖堂」と赤の広場からの中継とか見ると、「あの玉ねぎみたいな形してる建物に行くことは一生ないだろうなぁ」と思ってました。
しかし、いま私は「玉ねぎみたいな形した建物」の前に建ってる!
もっとデカい建物なのかと思ってたのですが、そこそこデカいって感じでした。
「聖ワシリイ大聖堂」は内部を見学できます(有料)
「聖ワシリイ大聖堂」は内部の見学(有料)もできます。
公式サイトでは入場料が「700ルーブル」って書いてるんですけど、私が「聖ワシリイ大聖堂」に行ったとき(2019年8月)は入場料が「1000ルーブル」でした。
ちなみに私の場合ですが、「聖ワシリイ大聖堂」の中に入るのも大行列なんですよ。
チケット買うのも行列、中に入るのも行列。
モスクワ滞在時間があまり無かったので、「聖ワシリイ大聖堂」は外部だけみて退散しました。
赤の広場
「赤の広場」は「聖ワシリイ大聖堂」の前にある有名なあの広場です。
しかし!!!
私が「赤の広場」へ行ったときは、モスクワで毎年開催してる「国際軍隊音楽祭(スパスカヤ・タワー)」の準備中でした。
(今年は、2019年8月23日から開催していました)
「国際軍隊音楽祭」は日本からも陸上自衛隊の音楽隊が参加していました!
赤の広場をほとんど「国際軍隊音楽祭」の会場として囲ってる状態で、ニュース中継や写真で見る「赤の広場」を満喫することは出来ませんでした。
(上の写真は柵から頑張って撮影しました)
「国際軍隊音楽祭」のリハーサル風景を見ることが出来た
私が「赤の広場」に行ったとき、準備会場から吹奏楽の演奏が聞こえてきました。
普段着の人たちが演奏の練習や、行進の練習をしていたのでしばらく眺めてました。
(「国際軍隊音楽祭」を無料で見ることが出来た気分でしたw)
準備会場の外側には、「国際軍隊音楽祭」に参加する各国の写真とお知らせの幕が掲げていました。
海外に来て日本の旗とか写真を見ると、「おぉぉ」ってなります。
写真の雰囲気が「日本っぽい」なぁと思いながら眺めてました。
国ごとにお知らせの幕があるのですが、国の特徴が出ていて面白かったです。
ちなみに、これは中国バージョンの幕です。
中国人の友達に「モスクワで中国の何か見つけた!!!」ってメールを送るために撮影しました(笑)
(メール送った中国人の反応はめっちゃ薄かったw)
なんか中国っぽくないですか?
グム百貨店
「グム百貨店」は赤の広場の横にある百貨店・・・というか、ショッピングモールみたいな感じの商業施設です。
(めちゃくちゃ豪華な「あべのキューズモール」みたいな感じ)
「グム百貨店」の建物は1893年に建てられました。
ソ連時代は国営百貨店として利用されていました。
1992年に民営化、国営百貨店の名前の頭文字をとって「グム百貨店」という名称になりました。
「グム百貨店」に外観はとにかく豪華。
1階部分はオープンカフェになっているのですが、雰囲気がめちゃくちゃいい。
サンクトペデルブルクでも思ったけど、花壇のお花がめちゃくちゃ手入れされていて綺麗なんですよ。
日本でも、こんなにお花を綺麗に手入れしてる公共の場所ってなかなか無いと思う。
内部は吹き抜けな感じになっていて、両サイドにお店が並んでいます。
ってか、めちゃくちゃ広いです。
3階にはフードコートがあります。
天窓になっているのですが、自然光だけでも内部はとても明るい印象でした。
「グム百貨店」のトイレは有料(50ルーブル)
「グム百貨店」にはトイレがありますが、有料です(料金は50ルーブル)。
トイレに入ると受付があるので、そこでトイレ利用料を支払います。
(現金のみ)
私も利用しましたが、普通に綺麗なトイレでした。
(大阪のトイレで例えると、綺麗さは「なんばウォーク」のトイレぐらい)
掃除のおばちゃんが頻繁に掃除をしてる感じでした。
「赤の広場」界隈から一番近くて利用しやすいトイレスポットは「グム百貨店」の有料トイレかなと思いました。
(周辺をパッと見た感じ、飲食店以外でトイレらしきものが無かった)
「赤の広場」界隈に来てトイレに行きたくなったら、50ルーブル片手に「グム百貨店」の有料トイレに行くのが賢明だと思います。
復活の門
「復活の門」の元々の名称は「ネグリニエ門」でした。
1929年に「赤の広場」再建の一環で「ネグリニエ門」は取り壊されます。
で、1995年に「復活の門」として再建されました。
「復活の門」の前には「イヴェリスカヤ礼拝堂」があります。
(「イヴェリスカヤ礼拝堂」も一緒に破壊されて、1994年に修復されました)
で、その前にあるのがロシアの「道路元標」です。
どういうジンクスがあるのか分からないのですが、みんな真ん中にたって後ろ向きにコインを投げていました。
(なにかいい事があるのかな)
無名戦士の墓
「無名戦士の墓」はクレムリンのそばにある「アレクサンドル庭園」の中にあります。
第二次世界大戦で命を落とした兵士を祀っています。
「無名戦士の墓」1967年に建てられました。
現在の「無名戦士の墓」は、2010年に修復されたものです。
すみません・・・私は「無名戦士の墓」の事を全然知らなくて、たまたま人だかりが出来てたから行ってみた、っていうミーハーな動機でした。
(見てください、この人だかり)
ちょうど交代の時間が近づいていて、それで人だかりが出来ていました。
右側は観光客で「うぇー」みたいな状態、左側は凄いオーラが出てる空間、みたいな感じで状況のギャップが凄かったです。
クレムリンの右側奥から交代する衛兵(だと思う)3人がやってくるんですよ。
で動画のように交代を行う、っていう。
衛兵は3人態勢で、2人が両サイドに立って、残り1人は後ろで警備にあたっています。
2人はこのままの状態で1時間立ったままです(!)
もう1人の警備してる衛兵ですが、交代が終わった後に両サイドに立ってる2人の服装の乱れを直していました。
ちなみに警備する衛兵ですが、観光客が「無名戦士の墓」のそばに座ったり、身を乗り出したりするたびに
「ピッー!ピッー!ピッー!ピッー!ピッー!ピッー!ピッー!」
って警備する衛兵が笛を吹きまくってました。
台北の「忠烈祠」や「中正紀念堂」でも交代の儀式を見たことがありますが、「無名戦士の墓」もかなり迫力がありました。
ってか、ロシアの衛兵の人たちみんなカッコイイ。
アルバート通り
「アルバート通り」はモスクワ中心部にある繁華街です。
通りは歩行者天国になっていて、お土産屋さんやレストランが並んでいます。
「アルバート通り」は、「アルバート広場」から「スモレンスカヤ」駅近くまで、1.4キロほどの距離。
ぶらぶら買い物をしながら歩いても1時間かからないと思います。
(ブラブラしなければ20分ほどで端から端まで行ける距離)
「観光客向け」なお店が多かったです。
お土産屋さんが多いので、マグネット系の雑貨などを探すのにはおススメです。
(私もモスクワのマグネットを購入しました。100ルーブルだったと思う。)
「アルバート通り」へは「クレムリン」近くからバスに乗って行きました
「アルバート通り」へは、「クレムリン」近くにあるバス停(Manezhnaya Square)から「m2」または「m27」のバスに乗って5分ほどで到着しました。
ガイドブックに「クレムリンからアルバート通りへは歩けそうに見えるけど、バスを使った方がいい」って書いてたのであえてバスを利用しました。
(確かにバスの方が楽ちんだった)
モスクワでは「3日乗り放題券」を持ってたのですが、バスも乗り放題券で乗車出来ました。
下車した「アルバート通り」近くのバス停前にある建物の電光掲示板?が想像以上にデカかったです。
「アルバート通り」周辺にはスーパーマーケットもありました
「アルバート通り」にはロシア土産を探すのにおススメなスーパーマーケットが2軒ありました。
「スモレンスカヤ」駅近くにある「アズブカ・フクサ」はオシャレ系なスーパーマーケットって感じでした。
(地下階でトイレを借りる事が出来たのが良かった)
「ペレクリョストク」は「アルバート通り」から少し外れた所にあるスーパーマーケットで、中はそんなに広くないのですが「地元のスーパー」って雰囲気でした。
(商品も比較的安かった)