モスクワ

【ロシア一人旅 2019年8月】クレムリンに行く(その3)

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【ロシア一人旅 2019年8月】クレムリンに行く(その1)モスクワで一番楽しみだった「クレムリン」観光 モスクワでは「クレムリン」に行くことが目的の1つでした。 8月はロシアの観光シーズ...

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「クレムリン」内部をブラブラする

「武器庫」と「ダイヤモンド庫」の見学が終わった後は、クレムリン内部をブラブラしてきました。

クレムリン内部は、時間があまりなかったのでざっとしか見学していません。
「武器庫」へ行くまでの予定が2時間ぐらい狂ったのと、翌日には日本に帰るっていうモスクワ滞在時間の短さが原因です。
(モスクワにあと3日は滞在したかった・・・)

緑色のテントから先がクレムリン内部の見学エリアです。
この先に行く場合は、「共通チケット」を提示します。

大クレムリン宮殿

大クレムリン宮殿」は、1849年に建てられた宮殿建築です。

「大クレムリン宮殿」の場所には歴代の皇帝が住んでいた建物(クレムリン宮殿)がありました。
1990年代に修復されて、現在は迎賓館として利用されています。

ちなみに、3階建てに見えますが、2階建ての建物です。
(2階部分に窓が2つある)

「武器庫」からクレムリン内部にある大聖堂へ行く途中に建ってます。
中に入ることは出来ないので、外から眺めるだけなんですが建物がデカくで意外と迫力がありました。

あと上の写真ですが、歩道から少しでも道路側に出ると、監視してる警備員(クレムリンの関係者?)から警笛を鳴らされまくって注意を受けます。
(何人もピーピーっ!っと笛吹かれまくってました)

生神女福音大聖堂

生神女福音大聖堂」はロシア語読みだと「ブラゴヴェシェンスキー大聖堂」です。

イワン3世の命令で、1484年から1489年にかけて建てられたロシア正教会の大聖堂。

1547年には火災にあってみたり、1917年の10月革命には大聖堂のポーチ部分が砲弾で壊されたり、色々災難を受けてる大聖堂なんですよねぇ。
第二次世界大戦後も何度か大修復を行い、現在に至っています。

「生神女福音大聖堂」は「共通チケット」で内部に入ることが出来ます。
私が行ったときは2時ごろだったのですが、中に入るまでめちゃくちゃ行列が出来てました。
(たまたま中国人の団体観光客が何組も居てたので、さらに行列になってた)

5分ほど並んで中に入ることが出来たのですが、内部はギューギューの人だらけ。
内部をじっくり見ることもなく、さらっと見学して外に出ました。

イワン大帝の鐘楼

イワン大帝の鐘楼(しょうろう)」は、イタリアの建築家ボンフリャジンが建てました。
ベースは1505~1508年に作られて、そのあと拡張を繰り返して現在の形になっています。

モスクワでは長らく「イワン大帝の鐘楼より高い建物を建ててはダメ!」ってルールになってました。

ちょっと調べてみたのですが、「高さ81m」以上の建物を建てることを禁止してたようです。
しかし、1952年に「コテルニチェスカヤ堤防の住宅」が完成(高さ176m!)しました。
「コテルニチェスカヤ堤防の住宅」は1938〜1940年と1948〜1952年に建てられたものなので、20世紀半ばには「イワン大帝の鐘楼より高い建物を建ててはダメ!」ルールは無くなってた感じなんでしょうか?

「イワン大帝の鐘楼」内部の見学は有料(250ルーブル)です。
入場出来る時間が決まっている(1日6回)ので、「絶対にイワン大帝の鐘楼を見学したい!」って場合は時間に余裕を持ってチケット購入した方が良いかも。

生神女就寝大聖堂

生神女就寝大聖堂」はロシア語読みだと「ウスペンスキー大聖堂」です。
現在の「生神女就寝大聖堂」は、1475年から1479年に、イタリア人建築家フィオラヴァンティが建てたロシア正教会の大聖堂です。

ちなみに、最初「生神女就寝大聖堂」は1472年に建てられたのですが、1474年に地震で崩壊しました。
そのほか、1537年と1737年にも火災に遭っています。

ロシア皇帝の戴冠式やロシア正教会の儀式など色々と歴史を重ねてきて、1955年からは博物館として利用されていました。
その後、1990年に大聖堂はロシア正教会に返還されました。
最近だと、2017年に大改修を行っています。

クレムリンにある大聖堂の中で、「生神女就寝大聖堂」が一番行列が出来てました。
建物の向こう側までずららららーーーっと人が並んでる状態。
(パッと見た感じ、100人近く並んでたかも)
「生神女就寝大聖堂」のことを知ると、「絶対見たい!」ってなる気持ちめっちゃ分かります。

私も中に入ってみたかったのですが、あの行列をみて諦めました。

「生神女就寝大聖堂」も「共通チケット」で内部を見学することが出来ます。

聖天使首大聖堂

聖天使首大聖堂」はロシア語読みだと「アルハンゲリスキー大聖堂」。
大天使ミカエルを祀っている教会です。
イワン大帝の命令で、1508年にイタリアの建築家アレヴィスが建てました。

「聖天使首大聖堂」の場所には13世紀ごろに造られた木造の教会が建ってたのですが、荒れ果てまくってたため建て替えたのが現在の「聖天使首大聖堂」です。

「聖天使首大聖堂」も中に入りました!
(行列に並んで10分ぐらいで入れました)
中に入ると、棺がずらーーっと並んでいるのでビビります。
この棺はロシア皇帝の棺で46個(体?)あります。

まさかこんな形でロシア皇帝に会えると思ってなかったので、思いがけない経験でした。



元老院宮殿

「元老院宮殿」は、1776~1787年にエカテリーナ2世の依頼で建築家マトヴェイ・カザコフが建てました。
レーニンやスターリンが住んでた場所、としても有名な建物です。

現在はロシアの大統領府として使用されています。

ちなみに、「元老院宮殿」の建物上に旗があると「今日は元老院宮殿にプーチン大統領がいますよ」のサインらしい。

私が行った日は・・・旗がなびいてる!!!
すごい!あの場所にプーチン大統領がいてるなんて。

「元老院宮殿」は近づくことすら許されない場所

「元老院宮殿」はクレムリンの一角にあるので、大聖堂に行った感覚で近づけそうな感じなんですが、実際は近づく事すら出来ません。

ってか、近づいたら消されるかも、ってぐらいに厳重な警備。
「あ、これはヤバいな」ってオーラが出てます。

上の写真を見ると、「元老院宮殿」の前に広場があるのですがその広場に足を1歩でも入れたら、警笛をならされて警備員にめちゃくちゃ注意されます。

特に柵を設けてるとか、注意書きがあるとかじゃないので、観光客は広場の中を歩いたりするんですよね。
何度も警笛を鳴らされてるのになかなか広場から移動しない観光客がいたのですが、警備員が目の前まで行って死ぬほど問い詰めてました。

警笛を鳴らされてる人を何人も見たのですが、私が観察してた中で一番「元老院宮殿」まで近づいた強者が日本人女性の観光客でした。

その女性は「地球の歩き方」を読み歩きながら「元老院宮殿」までガンガン近づいてました。
めちゃくちゃ警笛鳴らされてるのに、読み歩きしてるので周りが見えてないし、自分が注意されてるとは思ってない状態。
「あの日本人の女性、あのまま元老院宮殿に入ったらどうなるんだろう」と思いながら眺めてましたが、さすがに警備員が近くまで行って注意を受けてました。
(日本人女性はびっくりしてダッシュで戻ってましたが)

ガイドブックでももう少しはっきり太文字で「元老院宮殿には行けないし、近づくことも許されない!」と書いてほしいです。
(「元老院宮殿」のほかに「兵器庫」にも近づくことは出来ません)

大砲の皇帝

「大砲の皇帝」は、「元老院宮殿」の向かい前にある大砲です。
(「元老院宮殿」を眺めることが出来る場所にあるので、すぐ分かります)

1586年に製造されたもので、当時は最先端で本格的な軍事兵器だったのですが、結局一度も使われることがありませんでした。

「クレムリン」の見学終了!

パスポートを持参しなかったり、「武器庫」の見学が大幅に遅れたりなど、トラブルまみれでしたが、「クレムリン」での見学が無事に終わりました。

クレムリンに入場したときの場所「ボロヴィツカヤ塔」まで戻りました。
(ちなみに、「赤の広場」側にも出口があります)

「クレムリン」に行ってみて

「クレムリン」のことを事前に勉強していった方が良かったな、と思った。

「武器庫」や大聖堂って日本語ガイドが特に用意されていません。
なので、無知な状態で行くと文字も読めないし、「なんのこっちゃ」ってなります。

「地球の歩き方」にはクレムリン内にある各施設の解説を掲載しているので、クレムリンの地図と各施設の詳細は確認しておけば良かったな、って。

それぐらい、「クレムリン」は見どころが多くて、行って良かった場所でした。


「クレムリン」に行った後は、残り少ない時間でモスクワを堪能してきました。