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スリに警戒しつづけず、スリ対策の装備を考える
一人旅をする者にとって、スリに警戒することは重要です。
だって、お金取られたら旅行の予定に大いに影響するし。
重要だけど、スリをずーっと意識してるわけにもいかない。
スリと戦うことが目的で海外旅行してるわけじゃないし。
前回は、私が調べまくったスリ対策グッズを紹介しました。
今回は、スリの対抗するためにどのような装備をするのか、私が考えた手段を紹介します。
(スリ対策その1)とりあえず「音」を出すことでスリを撃退
私が海外旅行用に使ってる財布には鈴をつけています。
上記写真はすべてダイソーでそろえました。
財布2個と鈴(2個セット)でトータル300円(税抜)
財布を触るたびに鈴の、リンリン♪っていう「音」が鳴ります。
鞄の中で財布が移動しただけでも鈴が鳴ってます。
仮にカバンから財布を抜かれたとしても確実に「リンリン♪」というので、スリも鈴の音を消して財布を盗むことは出来ないんじゃないか。
ってか、財布に鈴がついてるとは思わないかも。
「財布に鈴をつける」ってのにはもう1つメリットがあります。
歩いてるときやカバンの中を探ってる時に、財布についてる鈴が「リンリン♪」と鳴ってる音が聞こえることで、自然と財布の所在を音で確認することが出来ます。
海外を鉄道移動するときのスーツケース盗難対策も「音」で撃退?!
2019年(スペイン、ロシア)はヨーロッパに行くのですが、国内を電車移動する予定です。実際に行って来ました!
電車移動で困るのが、
荷物置き場にスーツケースを置くか、客室内にスーツケースを持ち込むか
という事。
色々調べてみると、客室にスーツケースを持ち込んでる人もいるようです。
確かに目の届く範囲に置いておくことが一番良いのですが、他のお客さんの迷惑になる可能性もあります。
個人的には、荷物置き場にスーツケースを置きたいなと考えています。
それでまた色々考えました。
「スーツケースに音が出るものをつけることが出来ないか」
と。
そしたら素敵な商品を発見しました!
登山の時に使用する「熊よけのベル」です!!
「熊よけのベル」の良い所
- 熊も逃げてくれるぐらいに音が出る
- 音を出したくない時は、ベルを固定してベルの音を止めることが出来る
熊よけのベル・・・こんな素晴らしい商品があったなんて。
大阪市内では熊に警戒することがないので、「熊よけのベル」という存在すら知りませんでした。
このベルがあると、「気づいたらスーツケースを盗まれてた!」みたいなトラブルにも対応出来るな、と思いました。
(カバンが動くとリンリン♪音が鳴るので、カバンが盗まれそうになっていることに気づく)
「防犯ベル」を活用する
これは私が勝手に考えたのですが、
防犯ベルの本体側を財布などの貴重品につけて、ストラップ側をカバンの内側などに取り付けておく。
で、スリがカバンから貴重品を抜き取ろうとした瞬間・・・
貴重品から85dBのブザー音がビービー鳴り響く!!
さすがのスリびっくりして貴重品から手を放すと思うのですが、どうでしょうか?
(かなり本気で考えました)
「音」を出す対策を考えたきっかけは「一軒家の防犯対策」
「財布に鈴を付けたらいいののではないか」と考えたきっかけは、テレビで観た「一軒家の防犯対策」です。
空き巣は音が出ることを嫌うそうで、家のまわりに「防犯用の砂利」という踏むと無駄に音が出る砂利を敷くのが良い、と言ってました。
(音が出る砂利を敷くことで、空き巣に一階からの侵入を防ぐ、そうです)
それを見た私は、「これはスリ対策に使えるかも!」と思い、考えた結果が「財布に鈴をつける」でした(笑)
(スリ対策その2)かばんのファスナーを開けにくくする
カバンを開ける時は、カラビナを取ってファスナーを開けます。
カバンのファスナーが開けにくかったらスリもすぐに諦めてくれるんじゃないか、と考えました。
デメリットと挙げると、
「自分でファスナーを開ける時がやや面倒」
という点。
開けにくいけど、大切な荷物が死守できるなら我慢できる!
バックパックにはワイヤータイプのTSAロックの南京錠を装着
TSAロックの南京錠は色んなタイプがありますが、ワイヤータイプがおすすめです。
固定タイプの南京錠って、荷物を通す部分が太くて固定されている分、カギを装着できる場所が限られるんですよね。
ワイヤータイプはワイヤー部分がフレキシブルに動くので取付しやすいです。
(ファスナーも持ち手部分に通すことも可能です)
スーツケース盗難防止用にはパソコン盗難防止用ワイヤーを活用
移動中などスーツケースを置いておくときには、BUFFALOのセキュリティワイヤーケーブルを使用しています。
本来の目的は「パソコンの盗難防止」なんですが、旅行用のセキュリティワイヤーケーブルより安いので私も愛用しています。
デメリットは「でかい」こと。
名刺サイズよりちょっと小さいぐらいでしょうか。
重さがそんなにないので、持ち運びしやすいです。
鍵やカラビナは100円ショップで買わない方がいい
鍵やカラビナって、100円ショップでも取り扱っています。
が、私は100円ショップで販売している鍵やカラビナはおススメしません。
ってのも、すぐ壊れるんですよ。
私も過去に鍵やカラビナを100円ショップで購入したことがあります。
鍵はちょっとの力で「ぐにゃっ」と曲げることが出来ました。
カラビナは、割れてしまいました。
(全然ダメじゃん!)
「こんなにひ弱なの?!」とびっくりした経験があるので、鍵やカラビナはお金をかけるようにしています。
(スリ対策その3)小物類はカバンと繋いでおく
スリに遭った人の体験談を読んでいると
「カバンに入れていたのに気づいたら無くなっていた」
という内容をよく見かけます。
それなら
ビョーンと延びるチェーン(コイルチェーン)のストラップをカバン内部に取り付け、カバンの中の小物類を繋いでしまえばいいのではないか、と考えました。
「伸びるストラップ」はダイソーでも販売してるのですが、強く引っ張るを切れてしまいそうな感じなんですよね。
上記で紹介している「伸びるストラップ」は耐荷重約3kgあるので、多少引っ張っても切れてしまう心配が無いです。
財布をカバンから落とさないように対策をする
スリにあって財布が無くなった以外に、そもそも「財布を自分の不注意で落としてしまってた」ってパターンもあるのではないか、と。
このあいだ新幹線に乗るときに、スマホを取り出すと同時に豪快に切符を落としてた乗客の方がいました。
あと、名古屋駅で前かごに切符を入れっぱなしにして降りて行った乗客も見ました。
(乗客の方はトイレに行ったのかなと思ったけど、米原を通過しても戻ってこなくて、切符を見たら「名古屋」と書いてた)
そういう「自分の不注意で財布をポロッと落した」を防ぐためにも荷物を繋いでおく、ってのは充分アリなんじゃないか、と思っています。
「スマートトラッカー」を利用して持ち物の紛失を阻止する
「Tile」という、持ち物にタグみたいなものを付けておいて、Bluetoothでスマホと接続してアプリで管理する商品もあります。
スマホや「Tile Slim」から音を鳴らして持ち物(もしくはスマホ)を探し出したり、落した場所をアプリの地図でお知らせしてくれたりする、ハイテクな商品です。
案内文を読むと「世界で最も使用されているスマートトラッカー」と書いてるので、海外でも利用可能です。
(スリ対策その4)カバンには「盗まれても諦めがつくもの」だけを入れておく
カバンに貴重品を入れるから狙われるわけで、貴重じゃないものだけをカバンに入れておけばいいのでは、と考えました。
(盗難被害に遭った時にダメージも少ないだろうし)
私はハンカチ、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、エコバッグは最低持ち歩きたいので、そいったものだけをショルダーバッグに入れて、現金やカードは体内にインナーバッグに入れておく、みたいな。
それなら、カバンに対してのスリ対策を気にし過ぎることが減るので、楽しく旅行が出来るかな、と。
(スリ対策その5)スーツケースカバーを利用する
今回、ヨーロッパ旅行へ行くときに購入しようと思っているのが「スーツケースカバー」です。
「スーツケースカバー」って、鍵の部分も覆うので飛行機に乗るときに荷物を預けて荷物がかばんから抜かれた!みたいな事態にも対応できるのではないかと考えました。
ちなみに、アメリカへ行くときはTSAロックで荷物を開けて確認する場合があるので、「スーツケースカバー」を使わない方がいいです。
(ちなみに私はアメリカへ行ったときにTSAロックでスーツケースを開けられました)
(スリ対策その6)ショルダー付きウエストポーチを利用する
ウエストポーチって「海外旅行でスリに狙われやすいバッグ」の代名詞的なイメージに思われがちです。
しかし、実際に海外旅行してみて思ったのですが、「ウエストポーチってそんなに悪くないよね?」って。
上記で紹介した「コールマン ウォーカーポーチ」は、ウエストポーチにショルダーがついてるんですよ。
ウエストポーチのみだと腰のみで荷物を支えるのでやや疲れるんですよね。
それに、荷物の管理にもやや不安が残る。
「ウエストポーチ&ショルダー」で装着することで、カバンの管理がしやすいんじゃないか、って。
ウエストポーチを前側にセットして、「スリ対策その2」で紹介した「カバンのファスナーを開けにくく対策をする。
街歩きするときはカバンのファスナーを触る習慣を自分でつけておくことで、かなりスリ対策になると考えました。
ただ、ウエストポーチにすべての荷物を入れておくのは怖いので、貴重品(お金やクレジットカード)は首からぶら下げるセキュリティポーチに入れておく、など荷物を分散するのがおススメです。
私も上記で紹介したソロ・ツーリストのネックポーチを持っています。
- 薄手のネックポーチなので、軽くて素材が柔らかいので首が疲れない
- ネックポーチを服の中に入れていても、柔らかい素材なので歩いてるときも違和感が無い
- 汗をかいたりして汚れても、洗ったらすぐ乾きそう
- 日本製
っていう、他のネックポーチにはない特徴があって超おススメです。
ウエストポーチにはハンカチやティッシュ、デジカメ、スマホなどを入れておけば、街歩きの時にセキュリティポーチよりは荷物を出しやすいかな、と思います。