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スリ気にをつけながら、スリを意識しないで旅行がしたい
最近、「スリ」対策について考えています。
というもの、2019年はヨーロッパへ行く予定です。
(しかも2か国)
その2か国の事を調べると
「スリには気をつけろ」
「スリに遭いました・・・」
みたいな、スリ情報がやたら出てきます。
現地へ行ったことがある知り合いにスリについて聞いてみたところ、
「目の前でスリの被害に遭ってトラブルになってる人を見たことがある!」
と興奮気味に話していました。
マジかよ・・・。
私が考えたスリ対策は「カバンを持たない!」
私なりに色々考えたのですが、究極のスリ対策は
- カバンを持って観光しない
- 手ぶらで歩く
なのかなぁ、って。
スリ師にとって、「カバンを持ってる=そこにお宝がある」にしか見えてないだろうし。
よく「ショルダーバッグをコートの下に隠してスリ対策」なんてやってる方をみかけます。
しかし、そんなことをしてる時点でスリ師に対して「ここに貴重品がありまーす」って言ってるのと同等だと思うんですよね。
実際、コートの下にカバンを隠していてもスリ被害に遭います。
「カバンは持って観光したい」人向けの即興グッズ
「手ぶらで観光」っても、カバンなしで観光ってちょっと難しい場合もあると思います。
(特に女性だと色々荷物を持ち歩きたい場合もあるし)
そんな時に私が思いついたのが「派手な色で大き目のカギをカバンのファスナーあたりに装着する」って方法。
私は上記の赤色のTSAロック付きワイヤー錠を、リュックとかショルダーバックのファスナー近くに装着しています。
たぶん、スリの人は「カバンが開けやすいか」を瞬時に見てると思います。
そんな時に「目立つ色で大きいカギ」をつけておくことで
- このかばんにはカギがついるので盗みにくいですよ
- カバンの持ち主はセキュリティを意識していますよ
のアピールになるんじゃないかな、って。
実際、スペインに行ったときにリュックに大きいカギをつけてた日本人を見かけたのですが、カギがめっちゃ目立ってました。
それを見て「セキュリティしっかりしてるなぁ」と感じました。
「手ぶらで観光」のスリ対策グッズ
私が考えた、ヨーロッパ旅行に向けてのスリ対策「手ぶらで観光」の装備(おすすめグッズ)を紹介します。
首からかけるパスポートケース
パスポートケースの良い所
- 首からかけてるので、常に貴重品の所在を常に確認できる
- カバンに入れたい時には、カバンの中でストラップを括りつけて落下防止対策もできる
「首からかけるパスポートケース」は実際に海外旅行で使用しています。
パスポートケースには、パスポートの他にクレジットカード、大きい額の現金、書類(入国カードとか)を入れています。
個人的おススメのパスポートケースは、厚みが無い薄手タイプで、ストラップの調整が出来るもの。
色々ポケットがあるタイプは便利そうだけど厚みがあるので首からかけたら重くなるので、個人的にはあまりおススメではありません。
首からぶらさげるタイプのパスポートケースは「服の下から出す時がかっこ悪い」と言われる時があるのですが、防犯の為ならかっこ悪くてもいい!、と私はいつも思っています。
服の下からわざわざ出すのが大変ってことは、スリ師の人たちも盗りにくいってことだし。
首からかけるパスポートケースって以前はダイソーでも売ってたんですが、今は無いんですよねぇ。
セキュリティポーチ
セキュリティポーチの良い所
- お腹周りに装着するので、貴重品がすぐに取り出せる
- 薄手のセキュリティポーチでも意外と収納できる
薄手でしっかりしていておすすめです。
(上記写真はダイソーで購入したものです。ホーチミンでも使用しました)
しかし、「手ぶらで観光」する場合を考えると、紹介したウエストポーチの方のような収納能力が高い商品の方がうおススメです。
ウエストポーチにはクレジットカード、スマホ、コンデジカメラ(入れば)を入れたいと思っています。
ズボンの内側に収納できる貴重品入れ
ズボンの内側に収納できる貴重品入れの良い所
- 貴重品を取り出しやすい
- 装着時の不快感が少なそう
「ズボンの内側に収納できる貴重品入れ」を見つけた瞬間、「こーいうのが欲しかったんですよ!」と思いました。
首からかけるタイプ、ウエストポーチタイプも共通して言えるのが、どうしても「装着しています」感があるんですよね。
「ズボンの内側に収納できる貴重品入れ」は腰の部分の沿わせて装着するので、フィット感がありそうです。
ですが、「ズボンの内側に収納できる貴重品入れ」にパスポートは入れないと思います。
パスポートを入れた場合、パスポートの真ん中にあるICチップ部分がポキッと折れそうだなぁ、と感じたので。
(あとクレジットカードも)
紙幣とか、そういうすぐ取り出したいものを入れておくには便利かも。
インナーセキュリティベスト
インナーセキュリティベストの良い所
- 服の内ポケットから出す感じで取り出せる
「インナーセキュリティベスト」は冬とか寒い国へ行く場合は使えるかも。
例えば、前ファスナーの服(トレーナーとかパーカーなど)の中にインナーセキュリティベストを着ておけば、貴重品を取り出したい時に、服の内側からひょいっと取り出せます。
ちなみに私が考えてるのは、インナーセキュリティベストの上からパーカー(前ファスナーの)を着る方法。
前ファスナーなので、インナーセキュリティベストから貴重品を取り出す時に難儀もしないかな、と。
レッグセキュリティポーチ
レッグセキュリティポーチの良い所
- スリ師もさすがに足元にくくりつけた貴重品を盗もうと思わない
すごいね、足元用のセキュリティポーチなんてあるんですね。
ウエストポーチよりも確実に貴重品を守れると思います。
思いますが、貴重品を取るときには、ひざまずいてズボンのすそをまくりあげて取り出さないといけないところが煩わしいかも知れません。
貴重品が心配な人、ガチで治安が悪い所へ行く場合にはかなり使えるかも。
ブラジャーに取り付けるインナーポーチ
ブラジャーに取り付けるインナーポーチのいいところ
- スリもブラジャーに手を入れたら別の罪で捕まる(笑)
「ブラジャーにポーチをつけたら絶対安全!」というすごい発想の商品です。
ブラジャーに貴重品をつけておいたら確実に安全ですが、取り出すときはどうするんだろう?
服に手を入れて胸をまさぐってる感じで貴重品を取り出す、って感じなんでしょうか。
スリ対策のショルダーバッグは「パックセーフ」がおすすめ
「パックセーフ」とは、セキュリティの高いバッグやグッズを販売してる会社です。
(紹介動画がかなり面白いです)
以前に商品を見たときには「デザインがいまいちだな」と思ったのですが、改めて調べてみたら可愛いデザインの商品が増えています。
パックセーフの小さいサイズのショルダーバッグは、ファスナー部分の開けるところが一部覆われているので開けにくい構造になっています。
それにストラップ部分はワイヤーが入っていて簡単に切り裂けないようになっています。
パックセーフのショルダーバッグは、ファスナー部分がストラップの留め金部分に引っ掛けてロックできるようになっています。
他の商品同様、内部にワイヤーが入っていてカッターで切り裂けない仕様になっているのも魅力です。
意外とショルダーバッグが良さげなので、来年のヨーロッパ旅行に「パックセーフ」のカバンを買おうか検討しています。
(おまけ)「ホーチミン」へ行ったときのスリ対策
2016年のGWにホーチミンへ行ったのですが、行く前はスリと食あたり警戒していました。
食あたりに関しては薬で何とかなりますが、スリ対策は未知なる経験です。
私が考えた、ホーチミンでのスリ対策は
「金もってそう」なオーラを出さないようにする
でした。
「現地の人に溶け込む努力」とか「ショルダーバッグは手元でしっかり握って!」みたいなのとか、そういうありきたりなことじゃなく、「こいつは金を持ってなさそうな謎外国人だ」みたいなオーラを出すことに努力しました。
日焼け防止の帽子
ホーチミン滞在中は、この「顔面以外覆い隠す」帽子を被っていました。
「こんな帽子をかぶってホーチミンをウロウロしてる日本人」がいるなんて、ホーチミンの人は想像しないと思います。
日本人って小綺麗で身なりもいい感じな人が多いので。
鞄は「スーパーの買い物袋」
黒色のスーパーの袋をカバンのかわりにブラブラ下げて持ち歩いていました。
ビニール袋の中には、ハンカチ、ウェットティッシュ、小銭が入ったサイズ、ガイドブックの地図を入れていました。
クレジットカードや現金などはセキュリティ用のウェストポーチに入れて、服の下の忍ばせていました。
服装は、着古したTシャツに派手な色のスキニーパンツを履いて、さらにユニクロで買ったサングラスをかけてウロウロしていました。
(結果)ホーチミンでやったスリ対策の効果
ホーチミンの人は、だーれも私に気を留めませんでした(笑)
サイゴン大聖堂の前とか、他の日本人観光客は何か客引き(バイクタクシーかな?)に遭ってたけど、私はスルー。
ただ、ホーチミンの人は商魂たくましい?という出来事がありました。
買い物をしたときに私がポロっと日本語を話した瞬間、商品の価格が値上がりしました(!)
(すぐ抗議しましたがw)