クアラルンプール(2018年8月)

クアラルンプールで乗った「grab」をまとめてみました

クアラルンプールでの移動は「grab」がおすすめ

「grab」とは東南アジア界隈で利用されている「配車アプリ」のことです。

Uberみたいな感じ・・・というか、東南アジアの各地域でgrabとUberは競合関係でした。
しかし、2018年3月にUberがgrabに対して東南アジアでの事業を売却し、Uberが東南アジア市場から撤退しました。

ちなみに、中国もそうなんですよね。
中国では「滴滴出行」って会社とUberが競合してましたが、2016年に滴滴出行に中国での事業を売却しました。
(中国人の友人曰く「Uberより滴滴の方が使いやすいんだよねー」と話していました)

クアラルンプールは公共交通が微妙に不便

クアラルンプールは電車、モノレール、無料バスなど公共交通は色々あります。
しかし、路線の経路が移動しにくいというか、観光客目線から感じるのは「なんでこんな経路にしたんだろう?」みたいな感じなんですよね。
(例えばペトロナスツインタワーからブギッビンタンまで移動しにくい、とか)

「grab」はの乗車運賃が安い

クアラルンプールの移動で「grab」を勧める理由は、「乗車運賃が安い」ところ。
私の感覚では「日本の電車運賃レベル」の金額でした。
(1回の乗車で、だいたい150~300円ぐらい)

クアラルンプールの電車賃がだいたい2~3リンギットほどなので、「grab」と比較すると「grab」の方が数倍の運賃がかかります。
が、日本の電車に乗る金額で「grab」(車)でスイスイ移動できるのはかなり快適です。

私が利用した「grab」の履歴(運賃など)

クアラルンプールに滞在した実質1日半のあいだに、「grab」は5回利用しました。

クアラルンプールに行く前に「grab」の事を調べたのですが、どれだけ運賃を支払った、などの情報があまり無いんですよね。
(「安い、安い」の情報はあっても、具体的にどんだけ安いのかがよく分からなかった)

ちなみに、「Uber」とおなじように「grab」も配車するときの状況で乗車運賃が変わります。
同じ距離でも、道路の混雑状況や利用者の多さ、などで料金が変動します。
(スコールが降った頃に「grab」をチェックしたら料金が上がっていました)

なので、私の乗車履歴は「絶対この価格です!」という訳ではありません。
が、クアラルンプールで「grab」を利用するときの参考になるかな、と思っています。

①ムルデカ広場→イスラム美術館(5リンギット/約140円)

 

「grab」がやってくるまでの時間
約10分ほど。
当初は「4分ほどで到着」と表示していたのですが、道路が混雑していて結局到着したのは10分後でした。到着が遅れていても、アプリで位置情報が分かるので、そんなに不安ではなかったです。

運転手さんの特徴
おじさんの運転手さん。感じの良い方でした。
車内も比較的きれいでした。

乗車時間
10分もかかりませんでした。
車から道中を観察していましたが、歩いていくには道が分かりくい感じで、あるいて15分は無理だな、と思いました。

 

初めて「grab」を使ったのは、ムルデカ広場からイスラム美術館への移動したときです。
距離は大体1.3km。
グーグルマップでは「徒歩で約15分」と表示されていたのですが、道路の先をパッと見ただけでも徒歩で行ける雰囲気じゃなかったので、思い切って「grab」を呼んでみました。

ちなみに、「ムルデカ広場」から乗車すると車線が「イスラム美術館」と逆方向になるので、反対車線にある「国立繊維美術館」前から乗車しました。

②イスラム美術館→Bangsar Village II(7リンギット/約190円)

 

「grab」がやってくるまでの時間
約3分ほど。
イスラム美術館って森のような公園内にあるので、「grabを呼んでも来てくれるのかな」と思ってたのですが、呼んだらびっくりする速さで車がやってきました。

運転手さんの特徴
おじさんの運転手さん。さりげなく道を間違えたりしていましたが、安全運転でした。
車内も綺麗だった。

乗車時間
15分ほどで到着。
乗るときはめっちゃお天気だったのに、乗車中に突然のスコール!
(バババババ!みたいな雨)
いいタイミングで乗車出来て良かったです。

③Bangsar Village II→セントラルマーケット(16リンギット/430円)

 

「grab」がやってくるまでの時間
約10分ほど。
スコールの影響でgrabがなかなか捕まりませんでした。
しばらくして、「Bangsar Village II」から少し離れた位置にいる運転手さんがやっと捕まりました。

運転手さんの特徴
若いお兄さん。かなりふざけた野郎でした。
車内はめっちゃ散らかってる。こいつの彼女(たぶん)の靴とか髪飾りとか散乱してるし。
こんなナメた運転手なかなか居ないと思う。

乗車時間
30分は乗車してた!
このふざけた野郎が何故か現地近くまで来てるのに目的地まで行けない、っていう。
なんで「grab」で運転手をしようと思ったのか。

 

配車アプリの事を考える度に、この運転手の事を思い出します(笑)
どれくらい運転手に対してインパクトがあったかと言うと、

・車内が散らかってる(女物の荷物がいっぱい)
・突然ガソリンスタントのトイレに寄る→ついでに一服もしてる(!)
・とにかく目的地近くまで来てるのに、目的地に到着出来ない
・目的地に到着出来ないから、なぜか中央分離帯で降ろされる

覚えてる限りでも、こんな出来事がありました。
なんで異国の地で、知らない人の車に一人残されて、運転手さんがトイレに行くのを待たなきゃダメなのか(笑)
(そして運転手さんが喫煙してる姿を車窓から眺めないとダメなのかw)
更に、運転手が目的地でウロウロしまくっていて「何をしてるんだこの運転手は?」と思ってたら、突然「もうここで降りて」と言われる始末。
降りてもいいけど・・・なんで中央分離帯なのか?!

400円近く支払っていい思い出が出来ました。
(評価の星は1つにしたけど)

ちなみに、運賃が高いのはスコールの影響で価格が上昇したのが原因だと思います。
(スコールが無ければもう少しやすかったはず)

④KLセントラル→MOV Hotel(8リンギット/約220円)

 

「grab」がやってくるまでの時間
約5分ほど。
「grab」の乗車場所は1階のヒルトンホテルがある側の出口前を指定しました。
(車が来やすいかな、と思って)

運転手さんの特徴
おじさんの運転手さん。
乗車してると、運転手のおじさんが私に「grabの星が5個ついてる状態の写真」を見せてきます。
最初「なに?」と思ったのですが、おじさんは私に対して「評価は星5個にしてね」をアピールしてただけでした。
(星なんか強要しないで、星5個貰えるような運転技術とサービス向上の努力をした方がいいと思う)

乗車時間
10分ほどで到着。
新しいホテルなので運転手さんは知らない様子でしたが、ナビ通りに運転してくれたので、問題なく到着できました。
KLセントラルからモノレールに乗ろうか迷ったのですが、「grab」を利用して正解でした。
(ちなみに帰りはKLセントラルまでモノレールに乗車したのですが、めちゃくちゃ時間がかかりました)

 

最初に「grab」で確認してた時は料金が「14リンギット」だったのですが、5分後同ルートをチェックしたら「8リンギット」に値下げされていました!
(どういうルールなのかよく分からないけど、安くなってた)

⑤Petronas Twin Towers→Lot 10(13リンギット/約350円)

 

「grab」がやってくるまでの時間
約10分ほど。
乗車位置をどこにしていいか分からなくてすごく困りました。
(自分自身がどのあたりにいるかも分からない)
結局、噴水がある側(KLCC公園じゃない側)の前を乗車場所にしたのですが、運転手さんも迷いながら、やっと来てくれました。

運転手さんの特徴
お兄さんの運転手さん。
中華系の方で、中国語が通じたので本当に助かりました。
(日本語以外で意思疎通が出来る言葉が中国語のみなのでw)

乗車時間
15分ほどで到着。
夜は道が混雑するのか、ちょっと時間がかかりましたが無事に到着しました。
運転手さんは私が到着場所を間違えてると思ったようで、「本当にLot 10でいいの?ホテルじゃないけどいいの?」と何度も聞いてくれました。
(本当にいいお兄さんでした)

 

Petronas Twin Towersからブギッビンタンって地図上では近いのに、公共交通が微妙で行きにくいんですよね。
「grab」が無ければ、30近く歩いて帰るか、バス停が分かりにくい「GOKL」に乗って帰るしか方法がありませんでした。



「grab」を利用して思ったこと

「grab」を5回ほど利用してみて、感じたことが2点あります。

「grab」でやってくる車は「プロドゥア(Perodua)」ってメーカーの車ばかりだった

「grab」で配車するとアプリの画面には「車種、車のナンバー、運転手さんの名前と顔写真」が表示されます。

車種のところが、皆さん「Perodua」って表示されるんですよね。

(こんな感じの車)

ってか、クアラルンプールで走ってる車は「Perodua」というメーカーが多かったです。
そんなに人気なの?日本で見たことがない、と思ったので調べてみました。

「Perodua」って会社は、ダイハツ工業とマレーシア政府の合弁会社で、マレーシア第2の国産車メーカーだそうです。
(だからたくさん走ってたのか、納得)

 

ちなみに、第1の国産車メーカーは「プロトン」という会社で、1983年当時の首相マハティールさんの主導のもと設立された会社です。
(マハティールさんは2018年5月、15年ぶりに再び首相になりました。御年93歳!)

「プロトン」の車はマレーシアではシェアトップなほど人気があったそうです。
当初は三菱自動車と提携してましたが、色々あって三菱自動車と提携を解消。
その後、イギリスのメーカーと一緒(ってか傘下)にやったりするんだけど、そんなことしてる間に「Perodua」の車がどんどん売れてしまって、さらに色々あって、2017年5月に中国の自動車メーカー「吉利汽車」が「プロトン」の株49.9%を取得します。
(「吉利汽車」は中国では有名な自動車メーカーで、ベンツの会社の筆頭株主になったあの会社)

マレーシアって、自動車産業に政府が絡んでるんですよね、なんか興味深い。
(そして、日本企業も絡んでるし、中国企業も絡んでるし)

評価の星→5個目の星が少しでもかけてたら要注意

運転手さんが見るかると、評価の星(星5個が最高)を確認できるのですが、大体の運転手さんは星5個がキラキラしてる状態です。

が、5個めの星が少し欠けてる人、これは要注意だと思いました。
というのも、「中央分離帯で下車させた運転手」と「星5個を強要してきた運転手」は5個めの星の端っこが若干欠けてたんですよね。
あの「欠けてた部分」の理由、実際に乗車してみて納得しました。

もし、配車された車の運転手さんの星の5個目が若干かけてたら、思い切ってキャンセルするのもアリかもしれない。