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「シンプルピーチ」で釧路行きのチケットを購入したのですが・・・
2018年8月、ピーチのセールで「関空~釧路」のチケットを購入しました。
チケット代(シンプルピーチ)、受託荷物代を含めて約15,000円。
ピーチカードを作った時に貰ったピーチポイント2000円分があったので、トータルで支払った金額は約13,000円です。
2018年11月に行く予定なんですが、行けるかどうか分からない状況なんです。
旅行前に問題発生!(骨折しました)
前回のクアラルンプール旅行からしばらくして、
足の骨を折りました(笑)
転倒して骨折したのですが、足の一部分が折れています。
(現在、鋭意治療中)※現在は完治しています
今現在、松葉杖生活を余儀なくされていて、かなり不便な日々を過ごしています。
ってか、そんな事はどうでもいいんですよ!!
足を骨折したせいで、釧路旅行に行けるかどうか微妙な状況なんです。
※松葉杖で旅行は厳しいので、釧路へ行くのはあきらめました
「釧路旅行に行くぞ」を目標に、日々骨がくっつく事を願ってきたのですが、未だ松葉杖から卒業出来ていません※2カ月ほどで松葉杖は卒業できました!
というわけで、「シンプルピーチ」で購入したチケットを、「予約変更」するか「キャンセル」するかの選択に迫られてしまいました。
「シンプルピーチ」とは(ピーチのチケットの種類について)
「シンプルピーチ」は、チケットの種類の名称です。
ピーチのチケットには3種類(シンプルピーチ、バリューピーチ、プライムピーチ)のプランあります。
料金もチケットの種類で異なります
ピーチのチケット料金についてですが、
「シンプルピーチ」→「バリューピーチ」→「プライムピーチ」の順番で高くなります。
(値段が高くなるほど、サービス面は充実していきます)
私の場合、「一人旅だし、座席はどこでもいい」ってスタンスです。
今回の「関空~釧路」は受託荷物(片道1,600円)を追加しましたが、受託荷物の料金を加算しても「シンプルピーチ」が一番安かったので、迷わず「シンプルピーチ」でチケットを購入しました。
「シンプルピーチ」はキャンセルしても払い戻し不可!
ピーチのフライトをキャンセルする場合、運賃プランによって条件が異なります。
(「お客様都合」の場合。天候不良や欠航の場合は別途ルールが変わります。)
シンプルピーチの場合
- 払い戻し不可
バリューピーチの場合
- 「支払った飛行機代-キャンセル手数料(
1080円1100円)」の金額を、ピーチポイントで払い戻し
(出発時刻の1時間前までに取り消しされた場合に限る)
※2019年10月の消費税増税で手数料が変更になっています
プライムピーチの場合
- 飛行機代全額をピーチポイントで払い戻し
(出発時刻の1時間前までに取り消しされた場合に限る)
まとめると、
キャンセル代はピーチポイントで「飛行機代」のみ返金されます。
上記で書いたように、「有料の座席指定」や「別途追加した受託荷物の代金」は払い戻しされません。
(ピーチにお金を納めた時点で、絶対にピーチに乗らないとダメな運命なんです)
ちなみに、天候やピーチ側の都合でフライト出来なかった場合は、ルールが変わります。
「旅客サービス施設使用料」は申請すれば戻ってきます(ただし手数料が発生)
チケットを購入した時に含まれていた「旅客サービス施設使用料」は、6カ月以内に請求すれは返金してくれます。
しかし、手数料が3,240円3,300円(片道あたり)かかります。
(ネットで変更した場合。電話で変更は4320円4400円/片道、カウンターだと5400円5500円/片道かかります)
「旅客サービス施設使用料」は返ってこない、と思った方がいい
関西空港の「旅客サービス施設使用料」は、国内線の場合440円(出発)440円(到着)、国際線(第2ターミナル)で1570円、です。
(国際線第1ターミナルの場合3100円)
※2019年10月現在
ピーチでの手続きの手数料が安くて3300円です。
なんか、ピーチに「旅客サービス施設使用料の返還は諦めろ」と遠回しに言われてる感じですよね。
「シンプルピーチ」のフライト変更は有料です
釧路旅行の事を悩んでる時に、ふと「フライトの日程の変更って出来ないの?」と思いました。
で、調べてみると、
※2019年10月現在

「シンプルピーチ」のフライト変更は、片道あたり3,300円の手数料支払えば可能です。
往復で6,600円の手数料か・・・。
しかも、変更後のチケットが変更前のチケットより高い場合、差額を請求されます。
(変更後のチケットが変更前のチケットより安い場合は、差額の返却は無し)
仕方ないとは言え、こんな事になるならフライト変更が無料の「バリューピーチ」か「プライムピーチ」でチケットを購入しておけば良かったなぁ。
(注意!)「シンプルピーチ」を当日or翌日に変更する場合、「シンプルピーチ」に変更できない!
「シンプルピーチ」で予約変更するときに注意したいのが、当日またた翌日便に変更する場合です。
なんと!
「シンプルピーチ」の場合、当日or翌日便に変更するときは「バリューピーチ」or「プライムピーチ」しか受け付けてくれないんです!!!
ピーチのサイトには以下のように書いています。

「シンプルピーチ」の場合、当日および翌日便への変更は「バリューピーチ」または「プライムピーチ」への変更のみ
となっています。
「シンプルピーチ」で当日と翌日便に変更したいと思ったら、3240円にさらにお金がかかる、というカラクリになっています。
ピーチでフライト変更すると、有料オプションは再度支払う必要がある!(全運賃プラン対象)
「シンプルピーチ」フライトの変更料金については「仕方ないなぁ」と納得しました。
しかし!!
さらにピーチでのフライト変更について調べてみると、
ピーチで予約した飛行機をフライト変更した場合、フライト変更前に支払った有料オプションは変更後のチケットには引き継がれない、
という事を知りました!!!
(シンプルピーチ、バリューピーチ、プライムピーチ全て対象)

上記の文を要約すると、
- ピーチの飛行機(全運賃プラン対象)をフライト変更した場合、変更前に予約してた「有料の座席指定」と「有料の受託荷物」はキャンセル扱いです
- キャンセル扱いになった「有料の座席指定」と「有料の受託荷物」のお金はお客さんに払い戻ししません
- 変更後のフライトで「有料の座席指定」と「有料の受託荷物」が必要なら、再度お金払って手続きしてください
え?なんで?
なんでフライト変更したら、支払った受託荷物や有料座席指定はキャンセル扱いになるの?!
私の釧路便チケットの場合、「シンプルピーチ」で「受託荷物」を追加で支払っているので、フライト変更すると・・・
変更手数料(6,480円)+受託荷物代(1600×2)=9,680円
実質、9680円を支払わないとフライト変更できない、って事ですか(白目)
「有料の座席指定」と「有料の受託荷物」キャンセルでお金が返ってこない、はピーチの全運賃プラン対象です
「バリューピーチ」や「プライムピーチ」で予約していても、
- 受託荷物を2個以上預けている(プライムピーチなら3個以上)
- 座席指定を有料(スマートシートやファストシート)で予約している
上記の条件にあてはまる方は、フライトを変更する場合は予約変更後に料金が発生する可能性があります。
「バリューピーチ」や「プライムピーチ」はフライト変更料が無料ですが、フライト変更をしたら追加で支払った「有料の座席指定」と「有料の受託荷物」はキャンセル扱いです。
なんだよ、このルール。
ピーチには、キャンセルになったチケット代金を保障する保険がある!
なんかピーチを責める事ばかり書きましたが、ピーチには
飛行機に乗れなくなった時にチケット代を保障してくれる「Peachチケットガード」保険があります!
旅行代金5,000円に対して570円か、意外とお手頃価格かも。
私の骨折も「Peachチケットガード」に加入していれば対応してもらえたのか。
今思うと、「シンプルピーチ」でチケットを購入した場合は「Peachチケットガード」の一緒に加入するのもアリかも知れないですね。
ってか、
「急な発熱」は何となく理解できるけど、「急な出張」や「友達が行けなくなった」は、証明するときどうするんだろうか。
出張の場合は「出張のせいで飛行機キャンセルになった証明書を書いてください」って総務部にお願いするのだろうか。
※気になったので調べてみました!
「Peachチケットガード」で保険金請求する場合(各種書類)
基本的には保険適用になったときと同様、証明する書類が必要です。
出張で旅行に行けなくなった場合の保険金請求
一番気になってたのが「出張で旅行に行けなくなった場合」の「Peachチケットガード」保険金請求。
出張で「Peachチケットガード」保険金を請求するときの手順としては、
- 「出張命令書」をコピー!もしくは保険会社に問い合わせて「出張自認書」の書類を請求する
- 海外出張の場合→パスポートの「出入国のスタンプ」のコピーが必要なので、自動ゲート通過したら絶対にスタンプを押してもらう。それと、パスポートの写真面のコピー。
- 国内出張の場合→出張先ホテルの領収証の原本(宿泊日数ごとで料金がわかるもの)。乗車券の記録が分かるもの(原本)
これを準備しないといけない!
とりあえず、「パスポートのスタンプ」「出張先での領収証」「往復の移動記録が分かるもの」はわかるのですが、切符の原本は一体・・・。
「Peachチケットガード」は「新型コロナウイルス」でのキャンセルは対象外
2020年1月に発生した「新型コロナウイルス」。
ピーチには「関空~上海」便があります。
なので、今回の「中国の新型コロナウイルス」出現で「Peachチケットガードに加入してるから保険を使ってキャンセルしよう」と考えるかもしれません。
しかし、「渡航先で感染症が発生したからキャンセルしたい」は「Peachチケットガード」補償の対象外なんです!

ピーチ側が「中国の新型コロナウイルスの影響で上海便の運航を取りやめます!」って言った場合に関しては「Peachチケットガード」に問い合わせて対応を確認しても問題ないと思います。
2020年1月27日現在、ピーチの公式サイトを確認しましたが、「コロナウィルス」の”コ”の字も書いていないので、上海便は特別対応ナシで運航する予定です。
今後被害が拡大した場合、ピーチも何かの対策を打ってくれるかもしれません。
「Peachチケットガード」に似たサービスで、HISには「H.I.S.キャンセルサポート」という保険商品があります。
HISで海外旅行を契約したお客様を対象に、お客様側の事情で旅行をキャンセルした場合に保険で対応する、っていう保険商品です。
(HISと三井住友海上火災が共同で開発した保険商品)
「H.I.S.キャンセルサポートがあれば、急にキャンセルになった時に安心だわ―」と思うのですが・・・・なんと!!「H.I.S.キャンセルサポート」も「渡航先の感染症が理由のキャンセルは保険対象外」なんです。
「中国の新型コロナウイルス」のような、本当にヤバい感染症が出現した場合、「キャンセル保険で何とかしよう」は諦めた方がいいかも。
そのかわり、今回の「中国の新型コロナウイルス」の場合、各航空会社で特別無料キャンセル対応を行っています。
(中国系の航空会社だと期限なしでキャンセル対応してるんですが、日系だと条件が色々ついてたり、対応がマチマチなんですが)

(おまけ)他のLCC フライト変更の対応を調べてみました
他のLCCもこんなにお金をもぎ取っていくのか、気になったので調べてみました。
エアアジア
エアアジアの場合、
- 予約変更→手数料払ってくれたら対応
- キャンセル→受け付けない
ってルールになっています。
エアアジアの場合、「チケットは売り切り」って感覚なんだと思います。

上記の図は「関空~クアラルンプール」の場合です。
フライト変更の料金は高いけど、LCC的には妥当な金額だと思います。
「国際線取り消し」ってのは、解釈すると「空港税を返金してもらうための手数料」っぽい感じですね。
ただし、エアアジア都合でフライトがキャンセルになった場合は、返金などの対応に応じてくれます。
(その時は返金手続のメールが届きます)
ジェットスター
ジェットスターも他のLCCと同じく、変更する場合はそれなりの金額がかかります。
(詳細はジェットスターのサイトで確認できます)
個人的に一番注目してほしい所は以下の一文です!
おい聞いたか、ピーチよ(笑)
ジェットスターさんは、フライト変更しても受託荷物の料金は再度支払う必要がないんだって。
バニラエア(2019年10月26日に終了)
バニラエアも3種類のプランがあって、
わくわくバニラ→シンプルバニラ→コミコミバニラ
の順番で料金が高くなり、サービスも良くなります。
バニラエアの場合、
- 「わくわくバニラ」は予約変更不可
- 「シンプルバニラ」と「コミコミバニラ」は手数料を支払えばフライト変更に対応してくれます。
(ピーチのように、料金の高いプランは無料で変更します!、って訳では無いようですね)
他のLCCと違うなぁと思ったのが、バニラエアは怪我や病気で搭乗できない場合の対応に応じてくれそうな所です。
バニラエアのサイトによると、診断書を提出したら「審査の上」対応に応じます、とのこと。
なんでも応じる、って訳ではなさそうですが、期待は出来そうだなと思いました。
あぁ、バニラエアでチケットを購入してたら、キャンセルに応じてくれたかもしれないのに(笑)