仙台・松島(2017年11月)

仙台一人旅2日目①(ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所を見学する)

きっかけは「ニッカウヰスキー余市蒸留所」へ行った事があるから

仙台旅行で楽しみにしてたのが「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」の見学でした。

以前「ニッカウヰスキー余市蒸留所」へ行ったときに、仙台にも蒸留所があることを知りました。

今回仙台へ行く機会が出来たので、「仙台にあるニッカウヰスキーでも蒸留所見学って出来るのかな?」と調べてみると、仙台でも蒸留所見学を実施してることが分かりました。

「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」見学を申し込む

「ニッカウヰスキー余市蒸留所」へ行ったのは15年ほど前なのですが、その時は予約などは特になく比較的自由に内部を見学できました。
(火に燃料を入れてるところを近くで見たり、など)

しかし、「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」は自由に内部を見学することが出来ません。
あらかじめ見学日時を予約したうえで、当日はガイドさんの案内のもと内部を見学します。

「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」予約方法

上記サイトの「蒸留所見学のお申込み」から予約を行います。
(予約は来場の3日前に行わないとダメみたいです)

 

希望日を指定します。
タブから月を選択、カレンダーから日をクリックして選択します。

 

希望時間を指定します。
希望の時間をクリックして選択します。

 

見学人数と交通手段を設定します。
交通手段で「公共交通機関」を選択した場合、作並駅からの無料送迎バスが運行してる日だと、無料送迎バスの乗車時間を予約完了後に届くメールに記載してくれます。

 

設定が出来たら画面下側にある「同意して予約を続ける」をクリック。

 

顧客情報を入力します。
入力したメールアドレスに予約結果が届きます。

 

設定が出来たら画面下側にある「入力内容の確認」をクリック。

 

入力した結果を表示します。
間違いが無いことを確認してから「予約の確定」をクリックします。

 

「予約の確定」クリック後、登録したメールアドレスに予約結果が届きます。

ちなみに、私は9:30~の見学を予約しました。

JR作並駅から無料送迎バスが運行しています

土日祝の場合、JR作並駅から「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」まで無料送迎バスが運行しています。
私の場合、予約日が土曜日だったので、無料送迎バスを利用することが出来ました。

無料送迎バスの時刻表は、作並駅の電車到着時間にあわせるよう設定されています。
行きに関しては駅でバスを待つ、ってことは無かったです。
(バスがばっちり待機してた)

無料送迎バスがあっても、作並駅から「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」歩いて行ってる猛者がいました。
歩けなくはないけど、まぁまぁ遠いです。
(徒歩で20分ぐらいはかかるかも)

帰りも作並駅の時刻表にあわせてバスが運行していますが、思ったより早く作並駅に到着しました。

「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」へ行く

8:00にホテルをチェックアウトして、「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」へ向かいました。
Google Mapで蒸留所までの経路を確認すると、

「広瀬通駅→JR北仙台→JR作並駅、の順で行く」

という結果が出ました。

え?なんで北仙台駅?
仙台駅に行かなくてもいいの?

と思いましたが、Google Mapの言葉を信じて、宿泊先(三井ガーデンホテル仙台)近くの広瀬通駅から地下鉄に乗り、北仙台駅へ向かいました。

北仙台駅に到着

北仙台駅に到着。
(写真はJR北仙台駅です)

JRに乗り換えるときですが、「北仙台駅のJRと地下鉄って仲が悪いの?」ってぐらいに、乗り換えが分かりませんでした!

地下鉄の案内板を確認して「南1」出口に出たのですが、ぜーんぜんJRが見当たらない。

でも、人の流れは何となく「南1」出口を出てから左方向に歩いています。
私もイチかバチかで流れに乗って歩いてみると、こじんまりとした駅舎が出てきました。
(仙台、って名乗ってるから大きい駅を想像してた)

ホームの行き先案内板を見ると・・・
や、山形!!

すごい、仙山線に来る電車に乗り続けたら山形にたどり着くってことですか?!
(仙山線、ってネーミングもかっこいい)
大阪に生まれ育った私にとって、東北は「未開の地」ってぐらいに遠い場所なイメージなんです。
なので、”山形”って文字を見ただけでちょっとテンションが上がります。

その山形方面へ向かう電車に乗って作並駅へ向かいます。

作並駅に到着

「北仙台」駅から乗車して35分ほどでJR作並駅に到着しました。
(こけしがお出迎え)

まさかの雪です。
(私にとって今シーズン初の雪でした)
こんなに雪が降ってる作並駅ですが、一番びっくりしたのはこの場所が

仙台市青葉区

ってことです。
(政令指定都市なんですよ)

無料送迎バスは作並駅前に待機していました

バスの車内から「作並」駅を撮影しました。

作並駅からすぐの場所で無料送迎バスは待機しています。
ちなみに、作並駅で下車したお客さんの殆どは無料送迎バスに乗車していました。
(っても10人ほどでしたが)

定刻にバスは出発し、「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」へ向かいます。

「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」に到着

おぉー。これふぁ宮城のニッカウヰスキー工場か!
「余市蒸留所」よりも大きくて工場感がすごいです。

受付がある建物に入って、見学の手続きを行います。
その後、受付の横にある展示物を眺めながら見学開始を待ちます。

ウィスキーが出来るまでの流れや、ニッカウヰスキーの歴史などを展示しています。

余市蒸留所に行った時も思ったのですが、ウィスキーって材料も製造工程もビールと似てる部分があるんですよね。
麦芽を使ったり、発酵させたり、みたいなところが。

「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」にはコインロッカーがあります

受付がある建物を入った左側に無料のコインロッカーがあります。
(100円入れて鍵をかけて、荷物を出すときに100円返ってくるやつ)

リュック1つだけで旅行してたので、コインロッカーはとてもありがたかったです。

ただし、コインロッカーの数が少ないので、9:30~の見学者(私たち)が荷物を預けた後は空きが無くなっていました。

荷物を預けて見学したい場合は、早い時間の見学を申し込んだ方が良いかも。



「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」を見学する

見学の流れは以下の順番です。

  1. 宮城峡蒸溜所に関する映像を観てから、見学の注意事項について説明
  2. 外に出て各施設を見学
  3. 試飲する

ざっくりですが、大体こんな感じの流れでした。
(所要時間は1時間15分ぐらいだったと思う)

蒸留所に関するビデオ映像を観た後、最初に連れてこられた施設が「仕込棟」です。
(左側の施設です。右側は麦芽を乾燥する施設として使ってたそうです)

「仕込棟」では、粉砕した大麦麦芽に水と酵母を入れて発酵→糖化させる作業をしています。

発酵の管理はコンピューターで行っていて、管理している姿をガラス越しに見学できます。
職員がパソコンの前でめっちゃ足を組んでだらーっとして監視してたのが印象的でした(笑)

ちなみに、内部の撮影は禁止です。

次に来たのが「蒸留棟」。

「仕込棟」で糖化させたものを蒸留する施設です。
水とアルコールの沸点の差(アルコールの方が沸点が低い)を利用して、アルコールを抽出します。
このひょうたんみたいなやつが「ポットスチル」と言うもので、

  1. 糖化した大麦麦芽をポットスチルの中に入れて、ポットスチルの下から沸かす
  2. アルコールの方が沸点が低いから先に蒸発?してポットスチルの中で上昇する
  3. 上昇したアルコールは上の筒をつたって流れていく

みたいな構造、だそうです。
話を聞いてみると、めっちゃシンプルなんですよね。
(理科の実験で似たような事を行った記憶があります)

次の施設へ行く途中に「ポットスチル」が展示してました。

案内員の説明によると、朝ドラ「マッサン」でポットスチルを使うために、NHKがこのポットスチルを掘り出したそうです。
(本物にこだわった、とか言ってました)

公共放送ってなんか色々と凄いわ、って思いました。

最後に来たのが「貯蔵庫」です。

「蒸留棟」で抽出したアルコールを樽に詰めて「貯蔵庫」で寝かせます。
蒸留直後は透明な液体なのに、木樽で寝かせることで液体が琥珀色になって香りも豊かになる、って経過を目と鼻で確認する事が出来ました。

製造工程は超シンプルだけど、半分以上は自然と時間が作り上げてる、って感じですよね。
(ウィスキーの値段が高いのも納得です)

試飲コーナーへ行きます

一連の施設を見学後、お土産屋さんと併設してる「試飲コーナー」に向かいます。

試飲前にテイスティングに携わる社員さんのビデオを観たあと、試飲に関する注意事項を聞いてから試飲施設へ移動します。

試飲したお酒は以下の三種類でした。
(各1杯ずつ試飲することが出来ます)
以下は私の薄っすぺらい感想です(笑)

  • アップルワイン
    甘くておいしい!でも、アルコール度数は22%あります。
    ちなみに、アップルワインは青森で製造しているそうです。
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  • スーパーニッカ
    飲みやすいウィスキーだなぁ、と思いました。
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  • 竹鶴
    これが「ピュアモルト」ってやつですね、リッチな気分になれます。とても味わい深かったです。
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テイスティングの方法や美味しい飲み方の案内書が各テーブルに置いていました。
ニッカウヰスキーの試飲会場は至れり尽くせりで、

  • 試飲場所でおつまみが売ってる
  • 炭酸水、水などの”割る”ためのアイテムも用意
    (ハイボールを作ることが出来ます)
  • ソフトドリンクは飲み放題

っていう、「試飲を楽しんでね」感に溢れていました。

お土産売り場も併設しています

限定のウィスキーや宮城峡蒸溜所オリジナルの商品など、色んな商品を販売していました。

私は「アップルワイン」を買おうと思ったのですが・・・重い。
瓶に入ってるので商品が重いです。

なので、「アップルワイン」は家に帰ってからAmazonで購入しました。

売店横には有料の試飲コーナーがありました。
高級なウィスキーが数百円で試飲できるのは魅力的です。
(今思えば、高級なやつを一杯だけ飲んで帰れば良かったと後悔しています)

※2018年5月15日
「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」で販売しているアップルワインは、宮城峡蒸溜所オリジナルラベルの商品です。
(Amazonで売ってるアップルワインは普通のラベル)
その他、「宮城峡蒸溜所オリジナル」のウィスキーやグラス、おつまみなどがあります。
(ラベルやグラスのデザインに宮城峡蒸溜所の絵が描いてる、とか)
宮城峡蒸溜所オリジナルのウィスキーセットは数千円するものでしたが、3セットぐらい一気に購入しているお客さんもいました。

「作並」駅へ戻ります

一連の見学も終わって、宮城峡蒸溜所11:10発の無料送迎バスに乗ってJR作並駅に戻りました。

11:10の無料送迎バスに乗ると、「JR作並」駅11:31発の仙台行き電車に乗る事が出来ます。
(雪は少し解けていいました)

「ウイスキーと私」を読むと見学ツアーはもっと楽しい

仙台旅行から帰った後、ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝さんの「ウイスキーと私」を読みました。

竹鶴政孝さんが広島に生まれ、日本に本格的なウィスキーを伝えるまでの軌跡が淡々と書かれているのですが、とても面白いです。
(アメリカ大陸横断してスコットランドに行ったなんて、ほんと凄いわ)

本文では宮城峡蒸溜所のことも書かれています。
「竹鶴政孝さんはこういう思いで宮城峡蒸溜所を建てたのかぁ」って事が分かった上で見学した内容を思い出すと、見学施設で見たもの1つ1つが感慨深いです。
(だらっとしながら機械を見てたニッカの社員さんの事ですら、竹鶴政孝さんの意志を引き継いでいるのかと思うと、そんな姿まで感慨深いですw)
日本に本格的ウィスキーを伝えた歴史の中に「宮城峡蒸溜所」があるんだなぁ、って。

「ウイスキーと私」を読んでから見学ツアーに行くと、もっと内容を楽しめると思います。
最後の試飲ももっと味わい深く飲めると思います(笑)
(本の中で竹鶴政孝さんが「おすすめのウィスキーの飲み方」を説明してるので、試してみるのも面白いかも)